菊池地域の茶業紹介

菊池地域は県の北東部に位置し、東部の一部並びに北部は阿蘇外輪山系に接する中山間地、西部並びに南部は菊池川、白川の流域に広がる平野・台地からなる自然豊かな地域であり、畜産(酪農、肉用牛)を主に、米、野菜と多様な経営が展開され、県内有数の農業生産地域となっています。

菊池地域における茶業は、旧菊池市や旧泗水町を中心に山茶が豊富であったことから、釜炒り茶が生産されていました。大正5年菊池市龍門地区に改良茶(静岡式緑茶)の製茶工場が設置されたのが菊池地域における近代茶業の始まりです。

現在は、大津町、菊陽町の標高150m程度の平坦な台地から、菊池市の標高300~400mの中山間地に、お茶が121ha栽培されており、県内の茶栽培面積の9.6%を占め、煎茶と蒸し製玉緑茶が生産されています。
寒暖差のある気候と良質な水から、県内有数のおいしいお茶づくりの産地として知られています。

※ 菊池地域のお茶が購入できる場所
管内道の駅、JA菊池きくちのまんま店、各生産者での小売り販売

 

 

山間地の茶園 菊池市四町分           平坦地の大規模茶園 菊陽町

摘採前の一番茶芽 菊池市原

 

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