平成３１年２月４日（月）にJA熊本経済連７階ホールで、平成３０年度熊本県茶振興大会を開催しました。
大会の前半は熊本県茶品評会の表彰式、熊本県経済連茶生産流通協議会茶共進会の表彰式を行いました。
くまもと茶ブランド確立対策協議会が主催した熊本県茶品評会の主な受賞者は次の通りです。（敬称略）
◇会長賞（各部門１等）
荒茶の部（普通煎茶）
相良村銘茶研究会 有限会社サンティー 川上大和（相良村）
荒茶の部（蒸し製玉緑茶）
相良村銘茶研究会 有限会社サンティー 川上誠一（相良村）
荒茶の部（釜炒り茶）
清水製茶 勘崎幸之助（天草市）
茶園の部
右田健一（美里町）
◇会長賞（産地賞）
相良村
◇特別賞（農林水産大臣賞）
荒茶の部 相良村銘茶研究会 有限会社サンティー 川上大和（相良村）
茶園の部 右田健一（美里町）
表彰式の後は熊本県議会議員増永慎一郎様、九州農政局生産部長下條龍二様、熊本県農林水産部生産経営局長山下浩次様にご祝辞を賜りました。
また、熊本県茶業青年会長の富澤堅仁様（益城町）が、大会スローガンを発表しました。
大会スローガンは、
「生産の効率化を図り新たな時代に向けた稼げるお茶づくりに取り組もう」
「茶業関係者が一丸となって「くまもと茶」の魅力発信と販売拡大につなげよう」
の二つです。
本大会は生産者、ＪＡのほか、茶商や県や市町村の担当者も集まりました。お茶に関係する皆が一丸となって、くまもと茶の魅力を伝えていきたいと改めて感じました。
大会の後半は研修会として、農研機構の根角厚司様に講演をいただきました。
昨今の茶業情勢や、今後直面するであろう課題をわかりやすくお話しいただき、生産者からの質問に対しても専門家として丁寧に回答してくださいました。
さまざまな条件の茶園があり、各地域で多様な茶生産が展開されている熊本県のお茶づくりですが、茶業関係者それぞれがこれから何をすべきか考えるきっかけとなる研修会となりました。
