10月27日(土)、28日(日)、熊本市の新市街で「くまもとお茶まつり」を開催しましたので、その様子をレポートします。
熊本県茶業青年会は一番茶、二番茶の飲み比べコーナーをだしました。
一番茶はその年の最初にとれるお茶で、4~5月ごろのうまみの強いお茶、二番茶は6月ごろにとれるお茶で、一番茶よりさっぱりとした味です。
この二種類をご来場の皆様に飲み比べていただき、好みのお茶を選んでいただきました。
250名以上の方に伺ったお好みの茶は・・・一番茶69%、二番茶31%で一番茶の勝利!
とはいえ、お茶は食事との相性や好みも関係してきますので、味の違いを知っていただき、飲み分けるときの参考にしていただけたらと思います。
日本茶インストラクター協会熊本県支部は、熊本県茶品評会荒茶の部で一等を獲得した蒸し製玉緑茶を「すすり茶」という特別な飲み方で楽しんでいただけるコーナーをだしました。
50℃ほどのお湯でじっくり淹れたお茶を、蓋をした茶碗からすするように少しずつ飲む方法で、最初に口に含むお茶は優しい甘みのお茶だったのが、あとからガツンとうまみの強いお茶が口に入り、体験された方はみなさんびっくり!
「こんな良いお茶はなかなか飲めないから良い経験になりました」とのお声をいただきました。
そのほか、県内の茶商さんが自慢のお茶を試飲販売したり、生産者の有志が釜入り茶、ストレスを軽減するというギャバロン成分を多く含むギャバロン紅茶などを持ち寄りPR・販売しました。熊本にも多様な美味しいお茶があることを知っていただけるイベントとなりましたら嬉しいです。
これからも県内のお茶関係者が一丸となってくまもと茶の魅力を発信していきます。
ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました!